今回は、最近追加されたEXⅡジョブの「魔法戦士」についてです。
このジョブは、EXジョブ忍者の上位互換のジョブとなっており、忍者と同様に1アビの「エレメンタルキャスト」などで付与できる「魔法陣」効果を使って幅広い戦術が取れるのが特徴となっています。また、アビリティ「ドラゴンブレイク」により最大80%の追撃効果を付与することも出来るため高い瞬間火力も秘めているジョブとなっています。
魔法戦士の情報まとめ
魔法戦士の取得条件
魔法戦士の取得条件は、
- メインクエスト63章をクリアする。
- 忍者のジョブレベルを20にする。
- 英雄武器「千子村正」を属性変更する。
- 3000JP
- 忍の証20個
- 称号『マーシャル・マジック・アーティファクト』(3章のフリクエ『崩壊、危機、乗り越えて』をクリア)
となっています。他のEXⅡジョブ同様、英雄武器の属性変更がかなりキツく、取得条件と合わせて忍の証が合計で50個必要となります。
基本データ
- 得意武器:刀、格闘
- タイプ:特殊
- マスターボーナス:メイン武器が拳の時、メイン武器の攻撃力UP+3%
アビリティ
続けて魔法戦士のアビリティとなります。
上記の画像にあるように、初期に設定されているアビリティは「エレメンタルキャスト」だけとなっています。そのため魔法戦士はEXジョブでありながら、クラスⅣのジョブのように3つのアビリティを自由にセットすることが出来るようになっています。
そしてに魔法戦士は、「エレメンタルキャスト」だけでなく、「マナブースト」、「ドラゴンブレイク」、「スペルブースト」の三種のリミットアビリティが存在します。まずはこれらのアビリティの性能から見ていきましょう。
エレメンタルキャスト |
四大元素の力を借りて魔法を発動 再使用間隔:5ターン |
EXジョブ忍者とほぼ同様のアビリティとなっており、以下の画像のように4つの属性から二つを選び発動します。選んだ組み合わせにより効果が変化する、魔法戦士の基本的なアビリティです。 土→火の順で発動する属性防御デバフ30%や水→風の順で発動する参戦者全体ヒールなど、様々な優秀な効果があります。 全効果一覧と、使用頻度が高そうな効果に関しては改めて別記事で纏めて行きたいと思います。 |
マナバースト |
敵全体に、自分に付与されている魔法陣の数に応じて大ダメージ。(上限116万/魔法陣の数×2倍ダメージ、最大10倍) 再使用間隔:6ターン |
魔法陣の数に応じてダメージが変化するダメージアビリティです。魔法陣が五個以上溜まっていれば最大倍率の10倍に届きます。 |
ドラゴンブレイク |
自分に付与されている魔法陣に応じて、味方全体に自属性追撃効果(魔法陣1つにつき10%/最大80%/1T) ※魔法陣を全て消費 再使用間隔:8ターン |
1T限定で再使用間隔も8ターンと長いですが、味方全体に最大80%もの追撃効果を付与できるアビリティです。エッセルやニオの4アビと併せるとかなりの超火力となるため、古戦場の95HELLや100HELLなどで大きく活躍するかもしれませんね。 |
スペルブースト |
自分に付与されている魔法陣をそれぞれ1つ追加/エレメンタルキャスト(1アビ)の使用間隔を2ターン短縮 ※奥義ゲージを30%消費 |
魔法陣の数を増やしながら1アビのリキャストを短縮するアビリティです。英雄武器を持つと魔法陣がランダムに追加されるため、その陣を増やしながら1アビをたくさん打つようにデザインされているように思われます。 しかし奥義ゲージ30%消費が余りにも邪魔になるような… |
サポート
サポートアビリティは二つ。「エンチャントスペル」は、自分のみ属性攻撃UPのバフが強化されます。対象が一人ですが効果量は50%と非常に大きく、両面編成で真価を発揮するでしょう。
「エレメンタルチャージ」は奥義発動時に自属性の魔法陣を1つ(書く即勢最大2まで)追加します。魔法陣を貯めて戦う魔法戦士の特性を活かすようなサポートアビリティとなっています。
魔法戦士の評価
1アビ「エレメンタルキャスト」を利用した様々な特殊効果
1アビのエレメンタルキャストを使うことで、各種デバフやヒールに属性攻撃アップなど様々な効果を付与して闘うことが出来ます。特に命中率の高い属性防御デバフが強力で、どの属性で用いても防御デバフに困ることは無くなるでしょう。
「ドラゴンブレイク」を利用した瞬間的な超火力
リミットアビリティのドラゴンブレイクを利用することで、1Tの間最大80%という非常に強力な追撃効果を得ることが出来ます。ニオやエッセルの4アビと併せて使うことで大きなダメージを叩き出すことが可能で、魔法戦士の大きな魅力と言っても良いでしょう。
しかし追撃効果を80%にするためには魔法陣を8個貯める必要があるのですが、古戦場の95、100HELL等の強敵相手にこの条件を達成するためには英雄武器を装備する必要があるように思われるのはネックです。
自身の属性バフ効果を大きく強化
主人公のみですが、サポートアビリティにより属性バフ効果を50%加算することが出来ます。闇ジャンヌや最終オクトーの奥義効果やアルタイルの1アビなど、属性バフを持つキャラとの相性が良いサポートアビリティとなっています。
魔法戦士の運用
- 「ドラゴンブレイク」による80%追撃を活かす編成。
魔法陣を8個貯めるのは英雄武器が無いと少し厳しいとはいえ、味方全体の80%追撃はやはり非常に強力です。例えば火属性では、最終エッセルの4アビとテレーズ、メーテラ、グレアなどと組み合わせることで瞬間的な火力では全ジョブで最大となるでしょう。これは古戦場の95HELLなどの最後のHPトリガーを飛ばしてトドめをさせることが期待できるため、実用性があると思われます。
- 「エレメンタルキャスト」の優秀なデバフやバフを活かしたソロ編成
「エレメンタルキャスト」の効果の中には30%の属性デバフや強力な各種バフなど優秀なものも多く、ソロでの戦闘を安定させる効果も期待できます。同じくソロで安定しやすいジョブにはカオスルーダーがありますが、得意武器の違いや1アビの多彩さから差別化も図ることが出来ます。
- 「エレメンタルキャスト」の参戦者回復を活かした支援変成
「エレメンタルキャスト」には参戦者全体回復効果もあるため、支援用の編成も考えられるかもしれません。同じくヒールオールを持つセージと比べると、こちらは回復量で劣る代わりに火力面が高いため差別化は十分可能なのではないでしょうか。